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☆2011

2011.12.31.22:30

もうすぐ2011年が終わる。
今、我が家の子どもたちはテレビを見ながらばか笑い。
再びこんな日が来るとは思えなかった3月11日。
我が家の3番目の5歳の誕生日。

今も被災地に来てボランティアをしてくれている人々もいる。
ありがとうございます。

昨日の新聞に、こんな話が載っていた。
大船渡で津波の第一波と第二波の間に逃げる女性が
崩れたがれきの中から無数の助けを呼ぶ声を聞いた。
しかし、次の津波がいつ来るかわからない。
謝りながら避難する女性の耳に、歌声が聞こえた。
聞こえたのは「八戸小唄」。
がれきの中から聞こえた歌声の話を、晦日の日に初めて知った。

先週、TBSで震災と同時刻進行という報道番組をしていた。
中で、時間経過を示す時計が、秒単位で時を刻んでいた。
「東京の人間だから作れる番組だ」と思った。
被災地・岩泉の食堂で見たが、なぜかその画面を見て
涙が出てきた。

こんな2011年が終わる。
こんな体験をしたのに、自分の家族を守るのに精一杯だった2011年が終わる。
せめて、子どもたちに何か伝えられているだろうか。
被災地をめぐる番組も作っている。
せめて仕事を通じてでも、何か、何かできているだろうか。

燃えるように生きよ。

今、何を語るかが問われている。

生きることに、前より向き合えているか。

忘れてはいけない出来事。
忘れてはいけない思い。

しかし、世界中には、日常的に、今回の震災と同じような状況下で
いや、それ以上に過酷な状況で生きざるを得ない場所が
まだまだ沢山あるのも事実。
そう考えると、自分がどうしなければならないのか
また分からなくなることも事実。

それでも、生きることは素晴らしい。

theme : 岩手県
genre : 地域情報

☆サンタが街にやってきた

2011.12.12.20:00

昨日は幼稚園の発表会。
毎年サンタクロースがやってくる、素敵な発表会…
なのだが、約1名、緊張のあまり子供たちの演技も
全く頭に入らない人がいる。

そう…。サンタさんが乗り移るお父さんが一人いるのだな。
良い子の皆さん!お父さんがサンタになるのではない!
サンタさんが、お父さんの体に入ってくるのだぞ!
サンタが幼稚園にやってきた

そして、今年はかしわ山の体に入ってきた!

「普通にやってくれい」」というサンタさんの声に背きながら
朝からパソコンに向かってこんなものを作ってしまった。
メカトナカイ
「サンタさんも欲しいモノがあるんだなあ。
最新のメカ・トナカイ。でも高いんだよなあ」
というつぶやきをするためだけの小道具。
これを見せた瞬間だけは子供たちが
「すげー」「ほしい」と言ってくれた。

「モノは地震や津波でなくなるけど、夢は無くならない。
だからこんな高いものはいらないんだよ。
サンタさんのトナカイは、100歳でおんぼろだけど
いろんな道を知ってる。頼れるパートナーだよ」
という話をした。

しかし!先生がトナカイ役をやってくれていたのを
すっかり忘れていた…。
「先生、困った顔をしていたよ…」とかみさんに言われ
猛省!
S先生!すみません!キンチョーしてたんです!
全然悪気はなかったんです!

 ということで、今年はかしわ山の家にはもうサンタは来ませんよ。
一年に一回しかお父さんの体に入れないことになってるから。
すまんな、わが子たちよ。ホーッホッホッ。

theme : パパ育児日記。
genre : 育児

☆仙台・雑貨と解体屋さんが教えてくれた幸せ

2011.11.21.23:00

取材のため仙台逗留中。
ちょっと夕方に時間ができたので
学生時代5年間を過ごした、懐かしの生息エリアへ。
ちょっと行ってみたい懐かしの店で
久しぶりにホイコーローでも頂こうかとずんずん歩く。

ない。ない。ないー!

あるのは見覚えのない大きな道路のみ。
どこかへ移転したのか…それとも…。

昔そばの出前アルバイトをしていたそば屋も、
毎日のようにビデオを借りていたビデオ屋も、
たまのごちそうに食べていた草履とんかつ(悪い意味ではなく、
でかかったのでそう呼んでいた)も
私の大好きな喫茶店系ナポリタン(あの極太麺のヤツ。
あれはパスタではなく、スパゲッティーですな)の大盛の店も
みんな無くなっていた。

ショックに打ちひしがれつつ
近くのビルの洋食屋があるのを見かけて入ってみる。
今日は冷え込んだので、ゆっくり見る前にちょっとトイレへ。
さあ、終わった…手を洗って…と思ったら
落ち葉の手洗い
手洗い台がこんな感じで若干たじろぐ。
うーん… なんか水をかけるのが悪くて、
これじゃあ落ち着いて手が洗えんなあ…。

4Fにその洋食屋さんはあるらしいが
途中に雑貨のフロアが。
今度、クリスマス&新年雑貨特集をしようと思っていたので
立ち寄ると、むかしの陶器やタンスなどの他、手作りの雑貨がずらり。
ちらし+R
お店の写真取り忘れたのでちらしでごめんなさい

しかもこのお店、12月31日までの期間限定ショップ!
宮城県内のショップや作家さんが協力して企画したものだそう。
中古のクリスマスの絵本とか、手作りアートの絵本とか
ここでしか手に入らないものがたくさん。

あああ…。
やばい。久々にど真ん中を射抜かれた感じ。
胸をギュッとつかまれて切なくなる感じ…分かるだろうか…。
実は、今日2度目の胸ギュッだった。

今仙台に来ているのは、「被災地からの声」という番組の取材。
今度の日曜日に放送する予定だ。
石巻市に通っている。

石巻は、8か月以上たった今も、ガラスは割れ、そこからカーテンがバタバタと
なびいているような家がたくさんある。
国道沿いですらそんな家が多くみられる。
亡くなった方、行方不明の方は、圧倒的に多い。
やっと解体が始まったという家があった。
お話を伺える方がいないかと解体現場に近付く。

自分の家ではないのに、急に涙が出てきた。
色んな無念があるのだ。ここには。
形あるものが壊されていくのを目の前にして
急に感情が高ぶってしまった。
つらい。ここにはいたくない。
自分の家だったらどう思うだろうか。

すると、その解体現場から顔を出す人がいた。
女性。髪は茶色い。明らかに場違いな感じ…。
同僚のディレクターたちが足を止める。
自分は、気が進まない。遠ざかりつつ、離れた場所で足を止めた。

ヘルメットに作業着姿。50がらみのその女性も、石巻市内で家をながされていた。
自らも家を流されながら、他の被災者の家の解体工事をしなければならない。
家を失うつらさを、誰よりも知っている人たちが。
「つらいよー。家を壊すのは」
でも、今、石巻市内では、仕事は圧倒的に少ない。
しかし、がれきの撤去ならまだしも、津波で破壊されているとはいえ
まだ形をとどめている家を壊さなければならない。
でも、生きていくためには、こういう仕事をするしかない。
離婚を経験し、今は娘さんとお孫さんと3人で暮らすというその女性。
「孫がね、家に帰りたいって言うの。流された家にね…。
それがつらくって」
あとは声にならない。
願いは?
「3人で、またどこかの家で暮らせればいい」

この方にお話を聞く前には、仮設住宅で明るいお母さんにお話を聞いた。
震災以前は娘さん夫婦とお孫さんと5人で暮らしていたという漁師夫婦だが
今は二人だけ。仕事場の関係で娘さんたちは、隣町へ引っ越してしまった。
この震災で多くのものが失われた。
命、家、人のつながり、財産。
大きな不幸をあがなうためには、小さな幸せを
何気ない幸せを積み重ねていくしかない。
被災した地で見る涙と笑顔を見て、日々思う。

解体工事をしていた女性のお孫さんは、3月11日が3歳の誕生日だったそうだ。
うちの3番目も3月11日が誕生日。
切なくていとおしかった。たまらなく。
お母さんも、娘さんも、お孫さんも、幸せになってほしい。
心から、心から、心からそう思う。
そして、いつかお孫さんに伝えたい。
「おばあちゃんとお母さんを守れる、強い子になれ」

色んな事に、心をギュッとされた1日。寒い1日。
忘れられない、1日だ。

theme : 出来ることから始めよう!
genre : 福祉・ボランティア

☆岩泉、秋深し~被災地からの声

2011.11.14.00:00

また久しく更新していなかったぼろいブログなのに
カウンターを見ると見ていただいてる人が毎日いらっしゃって
本当に申し訳ないです…。

先週はじゃじゃじゃTVの特集を担当(1年ぶりだったので、手応えがよく
わからず…)。いろいろなものを焼いていただいてきたのだが
もしご覧になられた方がいたら、ありがとうございます
(普通こういうのは事前にブログアップして視聴率を稼ぐものだが
そんな余裕も無く…)。
土曜日の午前中に放送して、そのまま午後には震災関連の取材のため
岩泉の小本へ。
宿泊しているホテルのロビーで、いろいろな楽しそうな事を発見。

①チロルのチーズケーキ&龍泉洞コーヒー
チロルin岩泉
発見して昨夜すぐに体験。
夜9時にチーズケーキを食べてしまったが、相変わらずおいしかった。
なんとセットで500円。

②達人工房
岩泉達人工房

わらじやら焼き物やら作れる蔵があるそう。
しかし、個人的には木彫り面作りに引かれる。
もし近々テレビでここの紹介をしているのを見たら
それはかしわ山の仕業だと思ってください。

③農家の嫁の観光案内
農家の嫁の観光案内

岩泉の見所をイラストでうまーく紹介しているのが
岩手ナンバー1ブログ「農家の嫁の事件簿」作者さんによる観光案内。
前からこういうものは手書きが一番いい!というのが持論の私には
かなりのヒットだった。取材の参考にも非常にプラスなコアな情報が満載。

こんなことを体験しに、岩泉へ来てみてはいかがでしょうか。
あまり知られていないが、岩泉でも小本地区が津波で大きな被害を受けた。
ぜひこちらで泊って、被災地に仮設の商店街(小本駅のすぐ裏)があるので
お買い物をしてみてはどうでしょう。
特に、「山口屋」さんはいろんな食品がある。
普通の商店で、地元の方のためのお店なので、特別なものがあるわけではないが
おすすめは、今人気沸騰中の「岩泉ヨーグルト」。
あの粘りは尋常じゃないし、甘さもいい塩梅。
しかも、盛岡より安く買える!

前にも野田の情報をアップしたが、
津波の記憶が急速に薄れている。
忘れてしまえるのが理想だが、それは被災地の人々が忘れてしまえるのが理想なのであって
周囲の人間が忘れるのは大きな間違い。
先に紹介した山口屋さんもまだ30代の若いご夫婦が経営されていて
普段はすごく明るいが、ちょっと話をすると
「これからどうするか…先立つものもないし、とにかく不安ばっかり…」。
そんな中、2ヶ月ほど前にこちらのご家族を取材してテレビで放送させていただいていたのだが
「苦しいときはあの番組を見て元気だしてるんです」と言われて
逆にかーっと体が熱くなった。少しは自分も役に立ててるのかな…と。
願わくは、テレビを見た方も、「ああ、こんなに一生懸命に生きてる家族が居るんだ」と
思ってくれたら嬉しいなあ…と思った、岩泉の秋だった。
 皆さんも、ちょっと時間とお金に余裕があるときに、被災地を回ってみてほしい。
子どもが居る方は、ぜひ一緒に連れていって、一緒に何かを感じてほしい。
人と自然の関係を、これほど如実に表していることはないと思う。
そして、最初からからかい半分で行くのは最悪だが、真剣に向き合う覚悟で
地元の人とお話をしてきてほしい。
被災した方から「頑張れ…って言わないで欲しい」という声をよく聞く。
それだって、実際に話してみないと分からない事。
一番の罪は無関心。忘れる事。岩手の人は、皆一緒。
一緒になれないと、立ち上がれない。そう思う。たまには傷つけ合う事があっても
お互い向き合って行かないと、被災した場所と、そうじゃない場所の溝がドンドン開く。
そうなると、真の復活は、逆に遠くなって行く。

最後に、思いっきり内輪の話。
昨年3月の独立開業以来、本当に多くの人の支えがあって
今年の春以降は、生まれて以来初めての忙しさ。
子どもを幼稚園に送るのは、会社勤めの頃よりできるようになるかなと
思ったが、ほとんど行けなくなってしまった…。
かみさんに申し訳なく思っているのだが、きっと伝わってはいないだろうな。
月の半分を家を空けていて、5人の子どもたちの面倒を任せてしまっている。
面と向かってはなかなか言えないのだが、ブログを通してお礼を言います。
いつもありがとさん!

theme : みんなに紹介したいこと
genre : ブログ

☆雨の仙台

2011.09.21.01:30

 野田村から編集のため仙台へ移動。
雨だ。この街には雨のイメージがある。
学生時代をすごした街(なぜか5年)。
 定宿のホテルは、しゃれた感じ。
仙台のホテル
学生時代、バイト代が入った日の月一のごちそうが吉牛で
年一回、友人といくごちそうが回転すしだった自分は
こんなホテルが当時あったとしても知る由はないのだが
とりあえず似合わないのは確か。
 コーヒー好きの自分には、コーヒー無料サービスはポイント高い。
しゃれたロビーでコーヒーを片手にPCで日課のブログを更新する
かしわ山だった…のだが、打ちこんでいるホテルのPC、
ちょっと見た目はかっこいいのだが、なぜかスペースキーがない!
壊れてます…キーボード
もしかして、カウンターに行ってPCの受付をしたら
スペースキーを渡してくれるのか?
うーん、新手の貸出方法だ。
しかし、打ちにくいが、キーが無くても押せば反応するので
まあいいか。

 さて、お約束の野田村情報。
岩手北部は、宮古(田老地区)より北では津波の被害が
小さいというイメージがある。
しかし、震災後すぐに野田村に行った時は衝撃を受けた。
村の中心部がごっそりない。見渡す限りがれきの荒野。
 今回の取材で分かったが、太平洋に向かって半円状に突きだす
野田付近の海岸線の形が、津波をうけとめてしまっていた。
弧の両端から津波は中心部に向けて高さを増す。
そこで全国でも1,2を争う37mという高さに津波の痕跡が残った
理由があった。
 野田付近の海を見渡せる位置にある陸中玉川駅。
海岸沿いにそそり立つ小高い山の上にあるのだが
ここにも津波が押し寄せたという。

 この野田村の方々。優しすぎる。穏やかすぎる。
心配になるくらいに。
 漁師と言えば荒くれ者の代名詞(優しい漁師さん、ごめんなさい)。
だが、野田の漁師さんは「俺たちだけ漁のことを復興してくれとは
言えねえべ。家がなくなった人がいんのに」そうですが…。
 器材をすべて津波で流されたお菓子屋さん。
売り上げは半分に。それはそうだ。150もの家が無くなって
すむひとがあたりにいなくなってしまったのだから。
それでも、「他の被災した方、他の被災地に何かできることは
ないかなあと思って…」と。もっと時間が経って
安定してきたら、ぜひお菓子を持ってまわってください。
今は自分のことに集中して…。
 40年出稼ぎを続け、やっと6年前に建てたマイホームを流された
男性。土台だけになった家で、雨の中草取りをしていた。
取材を申し込んだが「気持ちが着いてこないんだ…。
申し訳ないね…」。こちらが謝らねばならんのです。
この場所に家が建てられるかどうかは
まだ復興計画が決まっていないため分からない。
しかし、村や県、国を攻める言葉は出てこない。
苦労が多かったあなたの人生、これからは
幸が多く訪れることを、心から祈っています。

 さて、そんな野田村のおススメの場所。
①「まるきん」大沢菓子店
 ああ、お店のブログに我々の取材がもう載っています。
お恥ずかしい…。
そのお店のブログを見ればわかるのだが
カワイイお菓子がたくさん!
動物まんじゅうは、我が人生で出会った中で
最高のかわいさだ。
ブロガー失格の私、写真を撮るのを忘れてしまったのだが…。
次回、必ず!
お店の皆さんとのおしゃべりも、とっても楽しい。
国民宿舎えぼし荘
 風呂良し、飯良し、値段良し!
これぞ野田の三方よし!?
露天風呂!食えません…こんなに…という食事が2食付いて
6000円。「経営は大丈夫なんですか」と思わず聞きたくなる…。
小学生5000円。未就学児は、食事寝具ありで3000円。
ご飯だけだと1500円。絶対プライベートで泊まりに来ます。

 皆さんも、まだ久慈と野田の間しか走っていない1両列車の三鉄に乗って
野田に行ってみてください(野田駅ではぜひ塩ソフトをどうぞ)。
被災地を励まそう!と思っていくと、岩手の中でもピカイチ純な人々に
こちらの心が励まされます。

theme : 岩手県
genre : 地域情報

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岩手県盛岡市の住人です。テレビ番組ディレクター。5児の父。好きなことは、山の生活と家族!クルマ、スポーツも!

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